2015.08.24
暑さもようやく峠を越え、にわかに秋めいてまいりましたね。
当院に飾っているお花も夏から秋へと変わりつつあり、いつも季節感を感じるお花たちに心癒されております。
今回は「蓮華」について。 古代インドでは、泥から生え気高く咲く花、まっすぐに大きく広がり水を弾く凛とした葉の姿が、俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ、このイメージは仏教にも継承された蓮。
早朝に咲き昼には閉じてしまう蓮の命はわずか4日間。とても短いです。
「蓮は泥より出てて泥に染まらず」
また死後に極楽浄土し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があるそうです。
そんな蓮華の花言葉は
清らかなこころ・神聖・雄弁
意味合いを知ると、お花の見方・考え方が変わりますよね。これからも少しずつ勉強してみようと思います。
高岡
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